赤と青のカラーボールを、ジャックボールと呼ばれる白い目標球にどれだけ多く近づけられるかを競うゲームです。カーリングにも似ていますが、的を動かせるという点で全く別の面白さがあります。ボールを寄せるだけでなく、相手ボールを弾いたり、ジャックの周りを固めたり、時にはジャック自体を動かしたりと、無数の打ち手が存在する頭脳戦は、囲碁や将棋に似たものも感じます。たった一球で戦況が180度変わることもあり、知れば知るほど面白みが増していく、シンプルでありながら奥深い競技です。
この講義には天王寺校1期修了メンバーの方に講師として来ていただきました。天王寺区社会福祉協議会の活動の一環として行われておりボッチャを通して世代や障害の有無を超えた地域交流を行われています。8月20日には天王寺区民センターで「ボッチャ審判員養成講座」が行われます。
眞田幸村公資料館(大阪市東成区大今里南4-21-10)の館長で「なんでも鑑定団」でおなじみの澤田平氏に登壇頂き天王寺にゆかり深い武将である真田幸村と忍術について講義いただきました。
真田氏は安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将。幸村の本名は信繁、幼名は弁丸。1567年、武田氏に仕える信濃国上田城主真田昌幸の次男。1600年関ケ原の戦いでは、信繁は昌幸と共に石田三成らが率いる西軍につき、徳川家康の東軍と争ったが、西軍は敗退。徳川幕府は上田城を破壊。高野山に幽閉されました。その後、隠棲のための庵を九度山に移しました。...もっと詳しく知りたい方は上掲資料館をお尋ねください、忍術道場も附属していますよ。
忍者の道具である吹き矢、手裏剣、偲び釜、鎖鎌、仕込み杖、角指など実物も持参いただき、実際に体験もできました。火縄銃もありました。
真田幸村公のこと、忍術のこと面白く学べました。
今日は大阪市立大学で講師をして居られる山内啓子氏を迎え「数学的な見方・考え方」を講義頂きました。
数学的な見方・考え方を覚えておくと
①筋道の立った行動をすることができる
②内容を簡潔明確に表現することができる
③自己の問題や目的・内容を明確に把握することができる
④より良いものを求めることができる...等の利点があるようです。
図形を使って学習しました。
①多角形とは----直線(線分)で囲まれた図形
②正多角形とは----すべての辺の長さが等しい+すべての角の大きさが等しい多角形
③正多面体はいくつある? ----5種類しかない
正4面体 正6面体 正8面体 正12面体 正20面体
グループに分かれてマシュマロと竹串を使って正20面体を作ってみました。
なかなか難しかったのですが脳みそは少し活性化されたみたいです。
11月にもう一度ご登壇頂き「数が苦から数楽への旅にいざなっていただけるようです。
午後からは四天王寺前夕陽ケ丘駅近くにある天王寺区社会福祉協議会を訪問し「天王寺区ゆうあいオレンジチーム」の皆さんから認知症サポーターについてお話しいただきました。
①認知症とは; 共通の症状のある病気のグループ名で
アルツハイマー型認知症 レビー小体型認知症 脳血管性認知症 等がある。
②原因となる病気;
神経変性疾患 脳血管障害 感染性疾患 等
③認知症予防には; 食生活が大切なポイント
規則正しく食べる バランスよく食べる 野菜を十分にとり果物は適量に 等
④認知症サポーターは「認知症をよく理解し、認知症の人や家族を暖かく見守る応援者」だということを学びました。明日は我が身と心得た時間でした。
大阪市では平成30年2月13日に「認知症の人をささえるまち大阪宣言」をおこなっています。
各区に地域包括支援センターがあり高齢者が住みなれた地域で地域で安心して生活が続けられるよう専門職員が支援します。
地域との連絡を絶ってはダメ!共生(ともにいきる)の中に居てこそ支えあえるものだと実感しました。
今日は終日北区民センターで各地区カレッジ合同で講義を受けました。
午前中は日本歴史、わけても大阪の歴史に造形の深い北條俊彦氏による近世大坂(大阪)の主役であった「大坂商人」について興味深い話をしていただきました。
近世三大商人
大坂商人、近江商人、伊勢商人 いずれも関西
大阪を代表する豪商
Ⅰ淀屋 世界最古の先物取引所「堂島米会所」
Ⅱ鴻池家 初代 鴻池新右衛門(山中伸六幸元)
酒造業、物流業 清酒の物流海運、清酒の販売----多角経営に成功、鴻池の基礎をつくる
今橋鴻池家三代鴻池善右衛門宗利
多角経営から事業の選択と集中に成功
Ⅲ加島屋 女性実業家広岡浅子
Ⅳ住友家
大阪が商人の町として栄えたこと、大阪商人の歴史、近代大阪の変貌がよく解った。
商人の経営の原点は人財育成。経営資源の三要素ヒト・モノ・カネの中で最も大切なヒトこそが、大坂商人の貴重な財産となっていることは現代にも広く通じること。
午後からは西区にある大野記念病院リハビリテーション部の西硲(ニシサコ)一哉氏による「転倒予防教室」が行われました。
介護が必要になる原因;
認知症;18.0% 脳血管疾患;16.6% 高齢による衰弱;13.3%
転倒・骨折;12.1% 関節疾患;10.2%
(平成28年度厚生労働省国民生活基礎調査より)
転倒防止;
65歳以上の5人に1人は転倒している。
転倒リスクの高いのは;
疾患の既往がある(視力低下、起立性低血圧、認知症、脳血管疾患等)
睡眠薬、降圧剤などの薬を5剤以上服用している
要支援・要介護にならないよう、早期から転倒予防対策を行うことが大切です。
転倒しないように日頃から少しずつでも運動を心掛けるようにしたいものです。
ストレッチング、バランストレーニング、筋力トレーニングなど転倒予防になる運動を何種類か実際に行ってみました。